審美歯科・
ホワイトニング
AESTHETIC
審美性と機能性を合わせもつ
当院の審美治療
TREATMENT

歯の機能性を回復するためだけでなく、美しい歯を再現する審美的な治療も行なっています。口元がきれいになると自信や積極性が生まれ、精神面にも良い影響をもたらすと考えています。
辻岡歯科医院の審美的な治療では、セラミックを使った歯科治療や、通院せずに歯を白くできるホワイトニングなどをご用意しています。「銀歯での治療をためらっている」「歯の着色が気になる」という方は、お気軽にご相談ください。
審美歯科のメリット
①見た目が自然になる
セラミックは透明感の高い白い素材なので、詰め物や被せ物を作ったときは天然歯ともなじみます。また、ホワイトニングの場合は黄ばんだ歯をきれいな白さに仕上げることができます。どちらも口元が自然な見た目になり、表情に自信が生まれます。
②2次虫歯が起こりにくい
セラミックの補綴物は歯に適合しやすく、セットしたときの隙間や段差が少なくなります。そのため細菌が入り込めず、2次虫歯が起こりにくくなります。
③美しい歯を長く使える
保険診療のレジンは経年による劣化や変色がありますが、セラミックは汚れが付着しにくく変色にも強い素材です。5~10年は美しい白さが維持されます。
④金属アレルギーの心配がない
セラミックは金属を使用しない素材です。金属アレルギーをおもちの方や発症の心配がある方も、安心してお使いいただけます。
審美歯科のデメリット
①破損の可能性がある
セラミックは硬く丈夫な素材ですが、陶器にも使われるものなので割れやすいという性質があります。そのため、しっかり噛む奥歯はオールセラミックではなく、ジルコニアのように硬い素材を使う場合があります。
②治療費が高い
セラミック治療は自費診療になるため、保険診療より価格が高くなります。ただし、美しさが長持ちし2次虫歯になりにくいなどのメリットがあるため、総合的に見るとコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
③痛みや違和感を覚える可能性がある
治療中は麻酔をするので痛みはあまり感じませんが、治療後に違和感や痛みが出る可能性があります。しかし、日常生活に支障が出るようなものではないので、ご安心ください。
④定期的なメンテナンスが必要
セラミックは一度治療をすれば一生使える、というものではありません。歯周病などにかかると、セラミックの交換が必要になることもあります。普段からブラッシングを徹底し、定期的にメンテナンスに通うなどのケアが必要です。

セラミック治療で大切なこと

患者さまにご満足いただけるセラミック治療を進めるために、事前のカウンセリングや検査に力を入れています。快適にお使いいただけるよう噛み合わせを確認し、歯の白さの見本を見ていただきながらご希望の色味に設定します。治療後はセラミックを美しいまま長く使えるよう、日々のケアの方法についてもアドバイスさせていただきます。
審美歯科の種類
TYPE
CAD/CAM冠(保険適用)
歯科用のCAD/CAMシステムにより、コンピューターで被せ物のデザインや加工をする方法です。レジンよりも丈夫な「ハイブリッドレジン」という白い素材を使用しており、審美性に配慮しています。以前は自費診療でしたが、真ん中から数えて4番目、5番目の歯(第1小臼歯、第2小臼歯)については保険が適用されます。ただし、レジンを含む素材となるため経年により変色します。
オールセラミック
セラミックは陶器の原料にもなっているもので、透明感のある白さが特長です。セラミックのみで加工しており、天然歯のような色合いで汚れもつきにくいので自然な美しさを長く保てます。金属アレルギーの心配もありません。
ジルコニアセラミック
「人工ダイヤモンド」とよばれるほど硬度が高いセラミックです。色味の自然さはオールセラミックに劣るもののある程度の審美性を確保でき、奥歯のように負荷が高いところにも使用できます。また、金属を使用していないため、金属アレルギーの方も安心して選択できます。
ゴールド
金歯は適合性に優れているとともに耐久性も高い金属です。また、歯垢が付着しにくいため2次虫歯のリスクが低く、金属アレルギーを起こす可能性も低くなります。審美性が気になるところですが、上顎の歯であれば目立ちにくくセットできます。
セラミックインレー
治療の範囲が狭いところを補う治療です。欠けた天然歯にセットするため、銀歯のインレーは境目が目立ちます。セラミックのインレーであれば自然な見た目に仕上がります。現在、銀歯をお使いの方も、セラミックインレーに変更できます。
輝くような口元に
ホワイトニング
WHITENING

歯の黄ばみ、歯の内部の変色、歯を削らずに白くしたい方
歯の着色汚れには、食べ物やたばこなどによる外因性のものと、加齢による黄ばみといった内因性のものがあります。外因性の着色はクリーニングや歯磨きできれいにできますが、内因性の着色までは白くできません。こうした歯を白くできるのが、ホワイトニングです。ホワイトニングでは、漂白するためのホワイトニング剤を歯に塗布し、着色した歯をきれいで明るい白さにしていきます。歯を削る必要がないのでダメージを抑えられます。通院せずに施術する方法と定期的に医院で施術を受ける方法があり、ご自身の好きなタイミングでホワイトニングを継続できます。
辻岡歯科医院のホワイトニング
TREATMENT

ホワイトニングは、通院して施術を受ける「オフィスホワイトニング」と、マウスピースとホワイトニング剤をお渡ししご自身で継続的に施術をする「ホームホワイトニング」の2種類があります。当院ではホームホワイトニングを取り扱っています。取り扱っているホームホワイトニングは患者さまからの満足度も高く、ご自身の好きなタイミングで施術ができ、歯の白さが長持ちするなどのメリットがあります。

オフィスホワイトニング
メリット
- 即効性が高く、歯の白さを早く実感できる
- スタッフによる施術を受けられる
- 施術の回数が少なく済む
デメリット
- 通院する必要がある
- 歯を早く白くできる一方、後戻りしやすい
- 歯がしみる可能性がある

ホームホワイトニング
メリット
- 通院が難しい方でもホワイトニングができる
- 好きなタイミングで施術ができる
- じっくり歯を白くできて仕上がりがきれい
- 時間をかけて施術するので後戻りしにくい
デメリット
- ホワイトニングの効果を実感するまで時間がかかる
- ホワイトニングの回数が多いので自己管理が必要
歯肉をきれいなピンク色に
歯肉のホワイトニング
TREATMENT

色素沈着や金属アレルギー、喫煙などにより、歯肉が黒ずんでしまうことがあります。また、口呼吸、過度のブラッシングなども歯肉が黒ずむ原因になり、清潔感が失われて年齢が高く見えるなど、審美性が損なわれてしまいます。当院ではレーザー機器を導入し、沈着した色素を除去する歯肉のホワイトニングをご用意しています。効果に個人差はありますが、一般的には1~2回の施術で歯肉が明るいピンク色になり、健康的な色合いへ回復できます。レーザーというと痛みが心配になるかと思いますが、しっかり麻酔をしたうえで施術をするので痛みを抑えられます。
審美歯科治療の流れ
FLOW
Step
01
院内技工士が立ち会い、理想の色合い・形を話し合います
セラミック治療では、実際に詰め物や被せ物を作る歯科技工士と歯科医師との連携が不可欠です。当院では歯科技工士が院内に常駐しており、患者さまのご希望や細かい色合い、形態などをより正確に伝えることができます。柔軟な対応も迅速にでき、審美性や機能性の高い補綴物を作れます。
Step
02
ご要望に合わせて調節します
患者さまによりご満足いただける審美的な治療を実現するため、ご要望を可能な限り取り入れることに努めています。遠慮なくご要望をお伝えいただけるよう丁寧にコミュニケーションを取り、見た目などの面で違和感やずれを覚えるところがありましたら調整いたします。
Step
03
保証制度
セラミックは硬く壊れにくい素材ではありますが、強く噛む癖が直らないと割れるケースもあります。
当院では治療から3年以内に割れてしまった場合、修復や交換の治療を無料で行なっています。また、3年を過ぎた場合でも材料の費用だけで再作製させていただきます。
欠けた量が少なく見た目や噛み合わせに問題がない場合は、研磨のみの対応とさせていただきます。
リスク・副作用
審美治療・セラミック治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 審美治療としてセラミック治療を行なう場合、自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 事前に根管治療(神経の処置)やコア(土台)の処置が必要となることがあります。
- 治療では歯を削ることがあります。また、知覚過敏を発症することがあります。
- 抜髄(神経の処置)や抜歯が必要になることがあります。
- 抜歯や外科処置をともなう場合、出血や腫脹(しゅちょう)を生じることがあります。
- 治療で歯肉を移植する場合、二次的な出血・疼痛・腫脹(しゅちょう)が見られることがあります。
- 治療後、自発痛、咬合痛、冷温水痛を生じることがあります。
- 歯ぎしり・食いしばりなどの癖や噛み合わせによっては、補綴物が破損することがあります。
- セラミック製の補綴物は、金属製の補綴物よりも歯を削る量が多くなることがあります。
- 噛み合わせ・歯ぎしりの強い方は、セラミックの破損を防止するため、マウスピースをおすすめすることがあります。
CAD/CAM装置を用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用
- ソフトウェアを利用して歯科修復物のCAD(コンピューター支援設計)またはCAM(コンピューター支援製造)などに使用します。
- この機器を使用して行なう修復物の作製は自費診療(保険適用外)となることがあります。その場合は、保険診療よりも高額になります。
- 患者さまの症状によっては、この機器での治療を適用できないことがあります。
- お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。
- 補綴物の作製・セットが1日で終わっても、その前後に診療が必要な場合があり、治療後も継続的なメンテナンスを受診いただくことになるので、通院が1回とは限りません。
ホワイトニングにともなう一般的なリスク・副作用
- 審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
- 色の白さの度合いには、個人差があります。
- ホワイトニング後、一定期間、色素の沈着が顕著になるとの報告がされています。
- ホワイトニング後、24時間は、着色物質(カレー・コーヒー・ワイン・たばこなど)の摂取を控えてください。ホームホワイトニング施術期間中も同様です。
- ホワイトニング処置中や処置後に、痛みや知覚過敏の症状が生じることがあります。
- ホワイトニングの薬剤に対してアレルギーのある方は、薬剤で口腔粘膜に異常が起こることがあります。その際は、すぐに使用を中止してください。
- ホームホワイトニングはご自分で行なうため、どのような仕上がりになるか予想がつきにくく、歯の白さの調整が難しくなります。
- ホームホワイトニングでの器具の使用方法や薬剤量などが正しく守れているかご自分での判断が難しい場合は、歯科医師または歯科衛生士に相談ください。
- 詰め物や被せ物が多い方は、ご自分の歯との色の差が目立つようになることがあります。その部分の色をご自分の歯に近づけることは可能ですが、時間と費用が必要です。
- 入れ歯や差し歯など、人工歯は白くできません。
- 被せ物を装着している歯には適用できません。
- 歯にひびが入っていると、薬剤の影響により歯髄にダメージを与えることがあります。
- 抗生物質の影響により歯の変色が著しい方は、ホワイトニングの効果が出にくい場合があります。
- 「無カタラーゼ症」の方は、薬剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がないため、ホワイトニングはできません。
- 薬剤の影響があるため、妊娠中や授乳中の方は控えてください。