インプラント

IMPLANT

ここ数年にわたって和歌山でも看板の診療科目にインプラント治療を加えている歯科医院が大変増えてきています。インターネットでは「インプラント」を検索すれば多くの歯科医院が名を連ねあふれかえっています。それに伴って前医とのトラブルを抱えて当院に来られる方がたくさんいらっしゃいます。

インプラント治療で
こんなお悩みありませんか

TROUBLE

さまざまなメリットを備えているインプラント治療ですが、治療中の痛み、費用、失敗するケース、歯科医院選びなど、疑問や不安を感じる点もあるのではないでしょうか。

さまざまなメリットを備えているインプラント治療ですが、
治療中の痛み、費用、失敗するケース、歯科医院選びなど、
疑問や不安を感じる点もあるのではないでしょうか。

このような心配をお持ちの方には、ぜひ辻岡歯科医院へご相談いただきたいと思います。当院は40年のインプラント治療の治療実績があります。 また、日進月歩で進化する最新のインプラント治療の技術の研鑽も怠りません。インプラント埋入本数が1本から複数、上顎、下顎全て(12本~)、骨造成術が必要な症例など、多様な患者様のインプラント治療に対応できる体制を整えております。また、インプラントをしたいのだけれども恐怖心があるという方の為に、静脈内鎮静法という眠くなるお薬を導入し、眠った状態で治療する方法も取り入れています。骨が薄くてインプラント治療が不可能だと思われている方、治療に不安がある方も是非ご相談下さい。インプラント治療の相談を無料で行なっているので、お気軽にお越しください。歯周病や虫歯によって人工歯の治療を考えているという方、これから抜歯を予定している方など、インプラント治療について詳しく知りたい方へ丁寧にご説明します。

インプラント治療とは

IMPLANT

顎骨に人工歯根であるインプラント体を埋入し、そこに人工歯を取り付けて固定する治療法です。
天然歯のように強く噛めるとともに、金属のバネなどを使わないため見た目もきれいに仕上がります。また、人工歯根で自立するので周辺の歯を削ったり負担をかけたりすることもなく、歯列の寿命にも良い影響をもたらします。

インプラント・入れ歯・
ブリッジの比較

TYPE

横にスクロールしてご覧いただけます。

インプラント治療

インプラント治療

入れ歯

入れ歯

ブリッジ

ブリッジ

適用できるケース
抜けた歯が何本でも対応出来るが、稀に全身疾患が有る場合に治療できないことがある
1本からすべての歯が抜けたケースまで対応可能
×
少数の歯が抜けていて、両隣に歯が残っている場合に対応できる
噛む強さ
天然歯と同じ程度に強く、しっかりと噛める
×
強く噛むと痛みを感じる場合がある
入れ歯よりは強く噛める
審美性
金属のバネ等を使用しないので、自分の歯に近い見た目に出来る
×
部分入れ歯は金属のバネが目立つ
×
保険診療の銀歯は目立つ
残った歯への影響
残った歯に負担をかけないので、歯の寿命が短くならない
×
部分入れ歯は残っている歯にバネをかける
歯の寿命が短くなる
×
両隣の歯を大きく削って固定源にする
歯の寿命が短くなる
顎骨への影響
人工歯根により顎骨に刺激が届くので、顎骨が痩せなくなる
×
適合しない入れ歯は顎骨が痩せる原因になる
顎骨に刺激が伝わらず痩せやすい
耐久性
適切なケアと良いメーカーのインプラントを使用すれば40年以上つかうこともできる
×
保険診療のものは3~5年ほど使える
保険診療のものは7~8年ほど使える
治療期間
3ヵ月から一年ほどかかる
保険診療であれば2~4週間で完了
保険診療であれば2~4週間ほどで完了
費用
自費診療のみ
保険診療がある
保険診療がある

辻岡歯科医院の
インプラント治療が
選ばれる理由

REASON

01

①地域に根ざして40年のインプラント治療の実績

地域に根ざして40年のインプラント治療の実績

インプラント治療は歯科医師の技術や知識、経験が結果に影響します。当院は40年にわたってインプラント治療を行なってきた、充分な実績をもっています。手術時のトラブルを回避するなど安全性に配慮するのはもちろんのこと、インプラントを適切に埋入し、無駄なく治療を進め、安定してインプラントをお使いいただけるよう丁寧な治療を心がけています。
また、インプラント治療そのものだけでなく、骨が少ない患者さまへの骨造成や、抜けた歯の本数が多いケースなど、高い技術が必要とされる症例も得意としております。

02

②高性能な設備で精密な診断・治療を

高性能な設備で精密な診断・治療を

インプラント治療では、より精密な検査データを集めて分析することが不可欠です。そこで、先進的な設備を導入し、患者さまのお口の状態を詳しく調べることに力を入れています。導入している装置のひとつ、歯科用CTは、お口の中を立体的なイメージとして再現できるものです。顎骨の厚みなどを調べられるほか、周辺を走る神経や血管の位置関係まで把握できます。これらを詳しく診査することで、より安全な手術が可能になります。

03

③世界シェアナンバーワンメーカーの使用

世界シェアナンバーワンメーカー
の使用

インプラントを作っているメーカーは世界中にあり、そのなかでより信頼できるメーカーを選択するのも歯科医院の大切な仕事です。例えば、コストを抑えようとして低価格のインプラントを使用すると、治療後にすぐ不具合が起こるという可能性も出てきます。
当院ではインプラントそのものにもこだわり、世界シェアナンバーワンのストローマン製インプラントを採用しています。スイスにあるストローマンは歴史あるメーカーで、自信をもって治療に使用できる良質なインプラントを製造しています。

ストローマンインプラント
にこだわる理由

  • 当院ではストローマン社製のみを使用しています

    インプラントには世界中に数百ものメーカーがあり、どれも「高性能」と言われますが、実際の品質や長期的な実績には差があります。
    患者様からも「違いが分からない」という声を多くいただきます。

  • 技術があればどのメーカーでも良い?

    かつては私も「歯科医師の技術が重要で、メーカーの違いは大きくない」と考えていました。確かに技術と診断が大切ですが、治療経験を重ねる中で、インプラントそのものの品質も結果に大きく影響することを実感しました。

  • 実際に様々なメーカーを比較・分析して

    これまで多くのインプラントメーカー(ストローマン(スイス)、ノーベルバイオケア(ブローネマルク)、ジーマーデンタル(カルシテック)、アストラインプラント、オステムインプラント(韓国製)、京セラ(POI)など)について学び、臨床成績を比較してきました。その結果、ストローマンインプラントが最も成功率が高く、長期的にも安定していると確信しています。

    参考:ノーベルバイオケア(ブローネマルク)は世界初のインプラントであり信頼性のあるメーカーですが、近年ではストローマンに比べて長期成績が劣るというデータも報告されています。

  • インプラントの本当の違いは「時間」が教えてくれる

    術後すぐの状態では、どのメーカーも大きな差は感じられません。しかし15年、20年と経つうちに、ストローマンは破折や歯周病などのトラブルが起きにくく、安定して長持ちしやすいという差が現れてきます。

  • なぜすべての歯科医院がストローマンを使わないのか?

    ストローマンは非常に高品質な分、コストが他メーカーの2倍以上かかります。また、十分な知識や経験がない歯科医師の中には、その存在を知らない場合もあります。

    しかし、インプラントは体内に長く残るもの。

    だからこそ、品質と実績に裏打ちされた「本当に信頼できるインプラント」を選ぶべきだと考えています。

    当院はこれからも、患者様の将来を見据えた治療のために、ストローマンインプラントにこだわり続けてまいります。

04

④トータルフィーシステムでわかりやすい会計

トータルフィーシステムで
わかりやすい会計

インプラント治療は自費診療となるため、費用や算出方法は歯科医院によって異なります。例えば、インプラントの費用そのものとは別に、通院するたびに費用が上乗せされるシステムもあります。そうすると最終的な費用が確定できず、患者さまは不安に感じてしまいます。
当院でははじめに治療の総額を提示する、トータルフィーシステムを採用しています。患者さまのご予算に合わせて治療方法を検討しやすく、安心して治療に専念できます。
インプラント治療を検討される際に、当然「治療費用」も大事な検討基準かと思います。インターネットで「インプラント治療」と検索すると1本20万円と非常に安価に謳っている歯科医院もございます。しかし、実際のところCT代や検査代、処置代、上部構造代等で別途費用がかかり、結果として1本あたり40~50万円以上かかることがよくあります。当院では最初に総額をきちんと提示させて頂いて治療を始めていきます。また費用面においても和歌山では最高品質ながらおそらく最安値となるよう努力もしています。

05

⑤安心の10年保証 上部構造なら5年間

安心の10年保証
上部構造なら5年間

当院の使用しているインプラントではほとんど無いですが、極まれにインプラントと骨の結合(フィクスチャー)が何年か経つと無くなり抜けてしまう場合があります。その場合、10年の間であれば無料で再埋入させて頂きます。また、インプラントの人工歯の部分(上部構造)も長期間、口腔内という過酷な環境下では、欠けたり、割れたりすることがありますから、その場合も5年の間であれば無料で修理させて頂きますので御安心ください。

06

⑥治療前の「わからない」をなくすために 無料相談会開催中(CT撮影無料!)

治療前の「わからない」をなくすために
無料相談会開催中(CT撮影無料!)

患者さまにインプラント治療についてご理解を深めていただけるよう、歯科医師と1対1で話せる無料相談会を実施しています。インプラント治療を受けようかお悩みの患者さまに適切な情報をご提供し、ご納得のうえ判断いただければと考えています。
治療内容についてはもちろんのこと、費用やメリット、デメリットなど、あらゆる点について質問をお受けします。また、精密検査も無料相談に含まれています。
これまでインプラント治療を受けようとしたけれど治療不可能だと断られた、治療を受けたもののトラブルに遭ったといった方のご相談もお受けしています。セカンドオピニオンにも対応していますので、お気軽にご相談ください。
大きな会場での相談会ではなく、インプラント治療の専門のドクターが患者様と1対1でお話させて頂きます。
治療内容から費用、メリット、デメリットまでどんな些細なことでもご質問なさって下さい。
また、その際CT撮影など精密な検査も行いますが、全て無料です。
インプラント治療が不可能だと思われている方、また治療を受けたがトラブルになってしまった方も是非ご相談下さい。(セカンドオピニオン対応)

インプラントは素晴らしい治療法でブリッジや入れ歯とは比べ物にならないほどの満足感、噛み応えを得られます。しかし、あくまでも最終手段であり、まず大切なのは「保険診療」を基本とした丁寧な治療です。 当院には一般歯科からインプラント治療まで高水準の治療が受けられる環境が整っています。

メディフュージによる治療

MEDIFUGE

メディフュージによる治療

採血をして患者さまご自身の血液からCGF(コラーゲンの一種)というゲルを作り、抜歯や手術をしたところの組織に塗布することで治癒を促進します。メデュフュージは患者さまの血液を遠心分離する装置で、成長因子や血小板が豊富なCGFを作り出します。インプラントを埋入するための骨の再生を促すほか、手術のために切った歯肉の回復を早めるなど、さまざまな効果が期待できます。この治療は厚生労働省に認可されており、安全性に配慮された環境で先端的な再生療法を展開しています。

インプラント治療の流れ

FLOW

  1. Step

    01

    カウンセリング、口腔内の確認

    まずはカウンセリングを行ない、患者さまのお悩みや希望される治療内容、スケジュールなどについてお伺いします。そのうえでお口の中を拝見し、わかる範囲でどのような治療法が考えられるか、どれくらいのご予算や期間が必要になるかお伝えします。ただし、詳細については精密検査などが必要になります。

    カウンセリング、口腔内の確認
  2. Step

    02

    インプラント無料相談
    (30〜60分)

    インプラントについて詳しくご説明します。当院では30分の無料相談を行なっており、インプラントについての不安や疑問について丁寧にお答えします。メリット・デメリットの両方を含めてご説明しますので、ほかの治療法と比較する材料にしていただければと考えています。相談終了後はゆっくりご検討いただき、治療をご希望される場合は精密検査をご案内します。

    インプラント無料相談(30〜60分)
  3. Step

    03

    高機能の医療設備を用いての精密検査

    精密検査では歯科用CTでお口の中を撮影します。肉眼では確認できない顎骨の厚みや量、神経や血管の位置などをより正確に捉えます。手術によって大切な組織を不用意に傷つけないようにするための大切な検査です。また、CTで得られたデータは、インプラント体を埋入するためのガイドとして必要な情報となります。

    高機能の医療設備を用いての精密検査
  4. Step

    04

    担当歯科医師によるインプラント手術

    精密検査のデータをもとにシュミレーションを行い、より安全で正確性に配慮した手術を行ないます。局所麻酔をするので手術中の痛みはほとんどありません。また、生体モニターを使い血圧などの健康状態を管理して安全に配慮しながら行ないますので、ご安心ください。手術後は今後のスケジュールなどについて説明し、入院せずそのままお帰りいただけます。

    担当歯科医師によるインプラント手術
  5. Step

    05

    定期メンテナンスで口腔の健康を維持

    手術後は埋入したインプラント体と骨が結合するのを待ち、安定したところで上部構造の装着などをして治療は終了です。ただし、インプラントを長く健康的にお使いいただくために、治療後も3ヵ月ごとにメンテナンスにお越しください。お口の中の状態をチェックするほか、クリーニングなどのケアをして健康を維持します。

    定期メンテナンスで口腔の健康を維持

インプラント治療が
不安な方へ
貴方の不安な気持ち、
悩みを聞かせてください。

ANXIOUS

インプラント治療が不安な方へ

歯を失った方の治療として選択肢のひとつとなるインプラント治療は、天然歯のようにしっかり噛めるなど、メリットの多い治療法です。しかし、自費診療となるうえ治療期間が長くなることもあり、なかなか踏み切れないという方もいらっしゃいます。治療について心配や不安なことがございましたら、ぜひ当院へお越しください。インプラント治療のメリットとデメリットの両方を含め、わかりやすくご説明します。

  • 治療中は痛いのではないか?

    治療中は痛いのではないか?

    歯肉の切開や骨の切削というと痛いイメージをもたれるかもしれませんが、手術の際に局所麻酔をするため、痛みはほとんど感じません。また、麻酔の際もなるべく痛みが出ないように配慮しています。

  • 治療後に腫れたり、痛みが出たりするのではないか?

    治療後に腫れたり、痛みが出たりするのではないか?

    インプラント体を埋入する手術では低侵襲を心がけており、治療後の腫れや痛みはほとんどありません。ただし、骨造成が必要、または炎症が強いといったケースでは、腫れが現れる場合もあります。
    もし腫れや痛みが出たとしても、鎮痛剤や抗生剤をお飲みいただくことで1週間ほどで治まります。

麻酔医による静脈内鎮静法

麻酔医による静脈内鎮静法

インプラント治療の手術では、通常は部分麻酔で行ないますが、歯科治療や手術を不安に感じる方もいらっしゃいます。強い恐怖心をお持ちの方が安心して治療を受けられるように、静脈内鎮静法を用いた手術にも対応しています。これは、患者さまの静脈に鎮静剤を点滴し、半分眠ったような状態になってから手術を行なうというものです。ほとんど不安を感じない一方、簡単な受け答えができる状態を維持します。痛みが無いのはもちろんのこと、眠った状態なので気付いたら終わっていた、というように恐怖心も無く、すごく楽に治療できます。

また、時間の感覚も麻痺するので治療時間が実際よりも短く感じ、一瞬で終わったような感覚になります。いつ終わるのかと不安感にさらされながら治療を受けることも無いのです。
麻酔を専門的に扱う医師が立ち会い、心電図や血圧計といった生体モニターで健康状態を管理するので、手術中も安心です。

適応となる方

  • 歯の治療に対して強い恐怖心や不安をお持ちの方
  • 治療中に気分が悪くなったことがある、または脳貧血を起こしたことがある方
  • 心臓病や高血圧症など、全身管理が必要な持病をお持ちの方
  • 嘔吐反射を起こしやすい方
  • リラックスした状態で治療を受けたい方

治療が不可能だと
思われている方へ

これまでは、全身疾患や骨の量などを理由に
インプラント治療を受けられないケースがありましたが、
当院ではこうした患者さまの状態を考慮しながら治療を検討いたします。
治療をあきらめていた方も、お気軽にご相談ください。

  • 高血圧、心臓病、糖尿病、歯周病、骨粗鬆症の方

    インプラント治療は手術をともなうため、全身疾患をお持ちの場合はすぐに治療を受けられない可能性があります。ただし、コントロールできている状態であれば治療を受けられます。かかりつけ医と相談しながら治療を検討するので、まずは当院へお問い合わせください。

  • 骨が足りない、骨が薄い方

    インプラント治療を受けられない例として多いのが、骨が足りないケースです。当院では骨が少ない方でもインプラントを使えるようにするため、骨造成に対応しています。充分な知識と経験をもった医師が担当し、インプラントが安定するように土台を作ります。

元来日本人は欧米の方達と比較して、顎の骨の量が少ないため、歯を失ってインプラント治療が必要な場合、骨造成が必要となる場合が多くあります。
特に骨がかなり少ない場合の骨造成には高度な技術的なスキルが必要となります。
その技術レベルによって、出来る、出来ないかが分かれてきます。

当院に来られる患者さんの中には、治療が不可能だと思われている方も多く、そのような患者さんの場合には骨造成が必要であることがほとんどですが、当院ではほとんどの場合でインプラント治療を行うことが可能です。

※インプラント治療は公的保険が適応されません。

  • 入れ歯が合わない、歯がほとんどなくなってしまった方へ

    入れ歯が合わない、歯がほとんどなくなってしまった方へ

    残っている歯のほとんどが虫歯や歯周病にかかっている場合、無理に残すとかえってトラブルを招くことがあります。また、入れ歯が合わず痛みや違和感を覚え、うまく噛めないといった方もいらっしゃいます。こうした患者さまには、インプラントですべての歯列を固定するオールオン4をご検討いただけます。

  • インプラントのメンテナンス

    インプラントのメンテナンス

    インプラント治療をしたところは、周辺の組織が炎症を起こしやすくなります。これをインプラント周囲炎と言い、歯周病のような症状が現れます。インプラント周囲炎を防ぐためにも、定期的にメンテナンスを受けましょう。歯肉の腫れや出血を発見し、早期治療につなげられます。

インプラント治療の
よくある質問

FAQ

インプラント治療は痛いですか?

手術は局所麻酔をしてから行なうため、治療中の痛みはほとんどありません。術後に多少の腫れや違和感が出ることもありますが、通常は数日で治まります。

治療期間はどのくらいかかりますか?

一般的には、初診から最終的な被せ物の装着まで3~6ヵ月ほどかかります。骨の状態や治癒のスピードによって異なります。

インプラントはどのくらいもちますか?

適切なケアと定期的なメンテナンスを行なえば40年、場合によっては一生もたせることも可能です。天然の歯と同じように、日々のお手入れが大切です。

誰でもインプラント治療を受けられますか?

基本的には健康な方であれば可能ですが、糖尿病や喫煙習慣がある方、骨の量が少ない方は注意が必要です。まずは検査とカウンセリングをおすすめします。

インプラントと入れ歯の違いは何ですか?

インプラントは顎の骨に固定するため、しっかり噛めて違和感が少ないのが特長です。入れ歯は取り外し式で、異物感が有り慣れるまで時間がかかることがあります。

リスク・副作用

インプラント治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
  • 高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
  • 手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
  • 手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
  • 手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
  • 手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
  • インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
  • 毎日の清掃が不充分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。

入れ歯の作製・使用にともなう一般的なリスク・副作用

  • 内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
  • 入れ歯を固定するため、患者さまの同意を得てから残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
  • 使用直後は、口腔内になじむまで時間がかかることがあります。
  • 事前に根管治療(神経の処置)や土台(コア)の処置が必要となることがあります。
  • 入れ歯を装着していない時間が長いと、残存歯の傾きや損失、歯槽骨(歯を支える骨)の吸収などが起こることがあります。
  • 咬合が変化したり、固定源である残存歯が削れたり抜けたりした場合は、入れ歯の調整・修理が必要になることがあります。
  • 金属を使用する入れ歯では、金属アレルギーを発症することがあります。
  • 使用方法などにより、破損することがあります。
  • 定期的な検診・メンテナンスが必要です。

ブリッジの作製・使用にともなう一般的なリスク・副作用

  • 内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
  • 失った歯の両隣の健康な歯を削る必要があります。
  • 支えになる歯に負担がかかり、将来的にその歯を失う可能性が高くなります。
  • 奥の場合は金属でしか対応できません。
  • 連続して歯を失っている場合、治療できないことがあります。
  • ブリッジと歯肉との間に食べ物のかすが詰まりやすいので、口の中の衛生状態を保つことが難しくなります。
  • 顎骨の吸収を抑制できません。

メディフュージの使用にともなう一般的なリスク・副作用

  • この機器を使用して行なう治療は、自由診療(保険適用外)となり、保険治療よりも高額になります。
  • 薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器であり、CGF(Concentrated Growth Factors=完全自己血液由来フィブリンゲル)を抽出する機器となります。
  • 失った骨の質や量によっては、治療期間が長くなる場合があります。
  • 血液などの疾患をお持ちの方や感染症にかかっている方は、この治療方法を受けられない場合があります。

CGFを用いたにともなう一般的なリスク・副作用

  • 自分の血液からPRP(多血小板血漿)を抽出し、その成長因子が持つ組織修復能力を利用することで、骨や歯肉の再生を促します。
  • 機能性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 技術を要するため、多様な臨床経験をもつ歯科医師を用いた治療が必要です。
  • 血液がサラサラになる薬を服用されている方の場合、CGFができにくいので通常より多めに採血します。
  • 採血が必要となるため、一般的な採血と同様、一時的に腕の内出血などが発生することがあります。

歯科用CTを用いた検査にともなう一般的なリスク・副作用

  • コンピューターを駆使してデータ処理と画像の再構成を行ない、断層写真を得る機器となります。
  • 治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
  • 検査中はできるだけ顎を動かさないようにする必要があります。
  • 人体に影響しない程度(デジタルレントゲン撮影装置の1/10以下)の、ごくわずかな被ばくがあります。
  • ペースメーカーを使われている方、体内に取り外せない金属類がある方、妊娠中または妊娠の可能性のある方は検査を受けられないことがあります。

クリーニング・PMTCにともなう一般的なリスク・副作用

  • 内容によっては保険適用となることもありますが、歯の病気の治療ではないため自費(保険適用外)となることもあり、その場合は保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
  • 歯科医院でのクリーニング・PMTCだけでは、虫歯・歯周病の予防はできません。日ごろから歯磨きなどのケアに努めることで、予防効果を上げられます。
  • 歯肉の腫れや歯肉炎のある方は、器具が当たることにより痛みや出血をともなうことがあります。
  • 歯と歯肉の境目への歯石の付着が多い方は、歯石除去後、歯肉から出血が見られることがあります。多くの場合、クリーニング後しばらくすると出血は治まり、1~2日で歯肉は治癒します。
  • 着色汚れや歯垢・歯石はクリーニング・PMTCで除去できますが、効果は永続的ではありません。いずれも再付着するものなので、定期的に受診して処置を受けることが大切です。

麻酔薬の使用にともなう一般的なリスク・副作用

  • 歯肉に塗布する表面麻酔や、一般的な歯科治療で歯肉に注入する浸潤麻酔は保険診療となります。詳細は歯科医師にご確認ください。
  • 表面麻酔薬の使用により、じんましんやむくみなどを発症することがあります。
  • 浸潤麻酔の使用により、アドレナリンの影響で血圧上昇や動悸などを発症することがあります。高血圧症や心臓疾患のある方は注意が必要なので、事前にお申し出ください。
  • そのほか、麻酔薬の影響ではなく緊張状態や麻酔注射時の疼痛により起こる脳貧血により、悪心、吐き気、手足の震え・痺れが起こることがあります。
  • 麻酔効果が切れるまで口の中の粘膜や唇の感覚が麻痺しているため、唇を噛んだりやけどなどをしないよう、食事は避けてください。
  • アルコールにより血流が良くなり、出血・腫れ・痛みが増してしまうことがあるため、飲酒は避けてください。

骨造成にともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 外科手術が必要となります。
  • 手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
  • 治療後、骨がしっかりと作られるまで3~6ヵ月の治癒期間が必要です。
  • 歯周病の方、心疾患や骨粗鬆症など内科的な疾患のある方は、骨造成治療が適さないことがあります。
  • 口腔内の衛生状態の悪い方、顎骨が足りない方、免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病発生リスクの高いとされる糖尿病の方、喫煙する方は、すぐに治療できないことがあります。
  • 日常的に服薬しているお薬などが治療に影響することがあります。
  • サイナスリフト・ソケットリフトの処置にあたり、上顎洞膜が破れる可能性があります。その場合、手術後に抗生剤を服用して感染を予防し、膜が自然に治癒するまで待ちます。
  • 体の状態や細菌感染により、骨補填材と骨とが結合しない場合があります。この場合、原因を取り除き、ご希望があれば再治療を行ないます。
  • 骨の成長途中であるお子さま(おおよそ18歳未満の方)、妊娠中の方は治療が受けられません。

All-on-4にともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • インプラントの埋入ともない、外科手術が必要となります。
  • インプラントの埋入に関するリスク・副作用については、上記「インプラント治療にともなう一般的なリスク・副作用」をご確認ください。
  • 残存歯のある方は、症状により抜歯や歯槽骨の切削など外科手術が必要となることがあります。
  • 治療当日に仮歯を装着できますが、最終的な人工歯を装着できるのは、インプラントと骨とがしっかり結合してからであり、それまで数ヵ月の期間を要します。